武士の王 平清盛 改革者の夢と挫折/伊東潤
伊東潤さんは歴史小説などを発表している作家。本人のサイトによると平清盛を主人公とした小説を執筆すべく準備をしていたところ、2012年の大河ドラマが平清盛であることを知り、企画をストップしたが紆余曲折を経て新書となったのだ...
伊東潤さんは歴史小説などを発表している作家。本人のサイトによると平清盛を主人公とした小説を執筆すべく準備をしていたところ、2012年の大河ドラマが平清盛であることを知り、企画をストップしたが紆余曲折を経て新書となったのだ...
2012年1月発行。2012年大河ドラマ平清盛の放映に合わせて発行された一冊と思われる。 私のようにあまり頭がよろしくなく、かつ史学が専門では無い者にとっては幻冬舎新書の歴史関連の書籍は読みやすくありがたい。この本も文章...
隣駅の古書店で購入。購入する時に店主より「あまり見かけない本だよ」と声をかけられた。1999年5月発行。時節柄、プーチンの健康状態があれこれ推測されたりしているが、それより前についつい職業病で映像の中の人を診断してしまう...
日本史の本を読んでいると、神社たくさん出てくる。特に源氏の本を読んでいると八幡様はよく出てくる。しかも「南無八幡大菩薩」と祈願をかける場面では、なぜか「菩薩」がついてくる。「南無」も仏教用語ではないだろうか。八幡様は神様...
「承久の乱」が読みやすかったので、とりあえず入手し、読むのは後でいいと思っていたのだが、オビの目次にそそられて一気に読んでしまった。 ほとんど知識ゼロの読者をうまく世界に引き込んでくれる。その章立てが良いと思う。同じ著者...
門司城は豊前志等によると、平知盛が1185年に源氏との合戦に備え長門国目代の紀井通資に命じて築城させたと伝わる。平家物語の「大宰府落」に紀井通資らしき人物が出てくるようです。 1184年 一ノ谷の戦いで敗れた平家は讃岐国...
新書で承久の乱の名を冠した本が文春新書と中公新書と2種類あった。中公新書は歴史物が多く、唆られるタイトルだらけで憧れの新書レーベルであるが少しハードルが高い。一方文春新書は比較的ハードルが下がる。よってこの本から先に読ん...
ことの大筋を掴むのは漫画が一番楽。せっかくなので平家物語を漫画でも読んでみることにした。 「新書で名著をモノにする 平家物語」でも言及されていたが、清盛も後白河も物語開始早々剃髪するため、主役級が早々に坊主では…とのこと...
Twitterでお馴染みの田端氏の著書。私は田端氏と同い歳なので著者の意図する対象年齢ではないだろうが、Twitterで誰かがメルカリで投げ売りされているから、つべこべ言わず読めや!と煽っているのを見て、あっさり靡いて購...
壇ノ浦に向かう前に「90分で分かる平家物語」と合わせて手に取り、パラパラと読んだところわかりやすく噛み砕いて解説したものではあるが時系列にはなっておらず、平家物語物語としての解説本ではなかったため、向かう前に読むのはやめ...